「ウィザーズ・ブレイン」三枝零一/イラスト:純珪一/電撃文庫
発達した科学技術により人類は何不自由ない生活を実現した。しかし、大気制御システムの暴走による気候変動と大戦で人口は激減、人類は疲弊した。存在の「情報」を書き換えることで物理法則を操る《魔法士》の少年・天樹錬は、依頼を受け世界に7つ残された閉鎖型都市《シティ》の一つ、神戸シティに輸送される実験サンプル―フィアという少女―を奪取する。魔法士の《騎士》黒沢祐一は、神戸シティ存亡に関わるフィアを奪還すべく錬を追う。己の大切な人のため戦う錬と祐一。一方、彼らの知らぬところでは恐るべき陰謀が動き始めていた―。
第7回電撃ゲーム小説大賞〈銀賞〉受賞作。「十分に進歩した科学技術は、魔法と区別が付かない」(アーサー・C・クラーク)という言葉を思い出しました。魔法士の“魔法”はハガレンの錬金術+攻殻の電脳という感じ。(スケールは段違い)表紙から最初は異世界アクションファンタジーを連想したのですが、実際は近未来SFアクション。ここまでイメージとイラストが食い違った本も珍しい・・・。このまま、あまり弄らずにアニメになりそうだと思いました。見ごたえありそう。前半の方が面白く感じました。もうちょっと若い頃読んでいたらよかったかな。